ヨガで大切な「呼吸法」の基本とリラックス効果

ヨガのポーズをとる際、つい動きにばかり意識が向いてしまいがちですが、実はポーズと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「呼吸法」です。今回は、ヨガにおける呼吸の基本と、それがもたらす素晴らしいリラックス効果について解説します。

ヨガの基本となる呼吸法は、鼻から吸って鼻から吐く「腹式呼吸」です。息を吸うときにお腹を風船のように膨らませ、息を吐くときにお腹を背中へ近づけるように凹ませます。日常生活では胸を使った浅い呼吸(胸式呼吸)になりがちですが、意識的に腹式呼吸を行うことで、肺の奥深くまで新鮮な酸素を届けることができます。

この深い呼吸には、自律神経のバランスを整える絶大な効果があります。ゆっくりと息を吐くことで、心身をリラックスさせる「副交感神経」が優位に働きます。すると、高ぶっていた神経が鎮まり、日々の仕事や生活で溜まったストレス、不安、イライラがスッと和らいでいくのを感じられるはずです。また、血行も促進されるため、冷え性や肩こりの改善にも繋がります。

ヨガの最中は、「吸って、吐いて」という自分の呼吸の音やリズムに静かに意識を向けてみましょう。正しい呼吸法を身につけることで、ポーズの効果も一段と高まり、心と体がじんわりとほぐれていく心地よさを味わえます。